2018-02-12 |
香港/企業動向/電子・IT |
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百奥家庭互動、17年12月本決算は赤字転落の見通し
子供向けウェブゲーム開発会社の百奥家庭互動(
02100)は9日大引け後、2017年12月本決算が赤字に転落したようだと発表した。小売部門の減損損失5500万HKドルが重荷となった。この減損処理を除いた純損益は黒字を維持する見通し。2016年12月本決算は3600万元の黒字だった。
減損処理の対象は、2015年5月に買収したBumps to Babes Limitedののれんと商標。Bumps to Babes Limitedは現在、百奥家庭互動が74.9%出資する子会社で、香港を拠点にマタニティー・ベビー用品の販売を手掛ける。百奥家庭互動は今後、小売部門には追加投資せず、中核事業である子供向けオンライン娯楽(ゲームやアニメなど)提供に専念する方針を明らかにした。
百奥家庭互動の株価は日本時間午後0時6分現在、前営業日比1.14%安の0.435HKドルで推移している。