週明け12日の香港市場でハンセン指数は前週末のNY市場でダウ平均が3日ぶり反発した流れを引き継ぎ高く寄り付いた。先週のハンセン指数が週間で9.5%下げただけに、安値拾いの買いが先行。ただ、序盤に上海総合指数の方向感に欠ける展開を受けて上げ幅を縮める場面もあった。
指数は日本時間午前10時49分現在、前営業日比0.84%高の29756.74ポイントで推移。個別では、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が高い。スマホ部品の舜宇光学科技(
02382)、瑞声科技(
02018)が続伸。時価総額上位でアジア生保のAIAグループ(
01299)、IT大手のテンセント(
00700)が買われている。半面、原油相場の大幅な下落を受けて石油株のCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)が安い。