大手不動産デベロッパー、広州富力地産(
02777)は8日大引け後、2017年12月本決算が前年比190%の増益になる見通しを発表した。主因は、ホテル資産買収に伴う特別利益の計上。
これまでの開示情報によると、広州富力地産は2017年7月、大連万達集団のホテル76カ所の全権益と山東省煙台市の合弁ホテルの権益70%を買収すると発表。その後、海南省、広東省、江蘇省のホテル3カ所、煙台市の合弁ホテルを対象から除外する一方、遼寧省のオフィスビルを対象に含めるとした。買収対象の変更により、対価は当初の199億600万元から189億5500万元に減少した。
広州富力地産の8日終値は前日比4.48%安の19.20HKドル。