30日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。米ドル安の一服や米長期金利の上昇、前日の米株安を嫌気した売りが先行している。きょうの上海市場が安く寄り付いたことも、投資家心理を冷やした。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.37%安の32844.68ポイントで推移。個別では、中国のIT大手テンセント(
00700)や大手商業銀行の中国建設銀行(
00939)、中国銀行(
03988)が下落。スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)と瑞声科技(
02018)は大幅に続落している。半面、国際金融銘柄のAIAグループ(
01299)や不動産デベロッパーの碧桂園(
02007)、香港コングロマリットの長江和記実業(
00001)が反発。