2018-01-29 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、取引中の史上最高値を大幅更新
週明け29日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。前週末の米株高の流れを引き継ぎ、26日に付けた取引中の史上最高値(33223.58ポイント)を100ポイント余り上回って寄り付いた後、上げ幅をさらに拡大してもみ合う展開。好調な世界経済や企業業績期待を背景とした根強い先高感、足元の米ドル安基調を受けた新興国市場への資金流入期待などからリスクオンの動きが優勢。指数は日本時間午前10時42分現在、前営業日比0.72%高の33392.92ポイントで推移している。
個別では、中国工商銀行(
01398)、中国建設銀行(
00939)など本土銀行株が大幅に続伸し、相場の上昇をけん引。本土不動産大手の中国海外発展(
00688)、石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)も高い。半面、スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)、豚肉大手の万洲国際(
00288)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が逆行安を演じている。