UBSは最新リポートで、ラスベガス系カジノ、MGMチャイナ(
02282)の投資判断を「中立」に据え置いた。目標株価は20.8HKドルに設定。コタイ地区の新カジノリゾート、ト「MGMコタイ」の開業時に認められる新規カジノテーブルが125台になったことについて、予想を下回ったと指摘。開業初期の運営に与える影響は限られるものの、今後の顧客数の伸びを抑える要因になる恐れがあるとした。『AAストックス』が26日伝えた。
MGMチャイナの現在のカジノテーブルは427台で、新規の125台が追加されると550台強となり、ウィン・マカオ(
01128)やメルコ・インターナショナル(
00200)を下回ると指摘した。MGMチャイナの長期的な競争力に影響する可能性があるとの見方を示した。
MGMチャイナの既存施設からカジノテーブルの移設も認められるため、MGMコタイの開業時のテーブル数は177台、スロットマシンは900台以上と予想した。
MGMチャイナの株価は日本時間午後16時11分現在、前日比2.37%高の23.80HKドルで推移している。