2018-01-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:朝安後に切り返し、元高や政策の恩恵見込む買いが支え
26日の中国本土株式市場で上海総合指数は安く寄り付いたものの、プラス圏へ切り返した。人民元相場の上昇や中国政府の産業政策を受けた買いが入り、相場を下支えしている。中国人民銀行(中央銀行)は25日付で一定条件を満たす商業銀行を対象に預金準備率を引き下げた一方、公開市場操作を通じた資金供給を停止。人民銀傘下の『金融時報』が預金準備率引き下げに伴う資金供給規模が3000億−3800億元と市場予想を下回る見通しを伝え、嫌気した売りも出ている。
指数は午前10時46分現在、前日比0.06%高の3550.38ポイントで推移している。セクター別では、貴金属や鉄鋼、石油が売られる半面、空運や金融、化学肥料が買われている。