26日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日のNY市場でダウ平均が続伸した流れを引き継ぎ、買いが先行。根強い相場の先高感を背景に、前日の調整を経て手頃感の出た銘柄が買い戻されている。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.56%高の32837.33ポイントで推移。個別では、前日に下げたIT大手のテンセント(
00700)や、4大国有銀行の中国建設銀行(
00939)、保険大手の中国平安保険(
02318)など主力株がそろって上昇し、指数を押し上げている。衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)や香港証券取引所(
00388)も堅調。半面、原油相場の反落を嫌気して石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)、シノペック(
00386)が逆行安。