交銀国際控股(
03329)は最新リポートで、米ウィン・リゾーツ傘下のカジノ、ウィン・マカオ(
01128)の目標株価をこれまでの19.1HKドルから30.4HKドルへ59%引き上げた。投資判断は「売り」から「中立」にアップグレードした。ウィン・マカオが発表した2017年10−12月期のEBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)が前年同期比66%増の25億HKドルとなり、市場予想を上回ったと指摘した。『経済通』が24日伝えた。
交銀国際控股は17年10−12月期業績の好調要因について、一般向けカジノ収入が前四半期比で17%増と高い伸びを示した点に言及し、同業他社を上回るパフォーマンスだったと評価。ウィン・マカオの管理方針にもポジティブな見方を示した上で、2018年の一般向けカジノ収入が前年比15%増になると予測した。このほか、2018−19年のEBITDAはそれぞれ15%増、17%増と2桁の伸びを予想。
ウィン・マカオの株価は日本時間午後4時22分現在、前日比1.02%高の29.60HKドルで推移している。