2018-01-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:6日続伸、銀行・保険株買われる
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日続伸。前場終値は前日比0.64%高の3523.64ポイントだった。深セン成分指数は0.05%高の11518.28ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2901億7900万元。
上海総合指数は、続伸してスタートすると、プラス圏でもみ合いながら、段階的に上げ幅を広げた。中国人民銀行(中央銀行)が公開市場操作(オペ)を通じた資金供給を続けていることが、本土相場の先高観を支えているもよう。ただ3530ポイントを超える水準では、急ピッチな上昇に対する警戒感が出て伸び悩んだ。セクター別では銀行、保険が軒並み買われ相場の上昇をけん引。航空や、金属相場の上昇を手掛かりに非鉄も高い。一方、酒造、鉄鋼、セキュリティ関連が総じて売られ、相場の足かせになっている。
上海B株指数は0.75%安の343.87ポイント。深センB株指数は0.24%安の1216.84ポイントだった。