19日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた後、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。前日まで2日連続で史上最高値を更新した後とあって、利益確定売りが相場を押し下げている。指数は日本時間午前10時51分現在、前日比0.33%安の32015.22ポイントで推移。個別では、アジア生保のAIAグループ(
01299)が大幅に続落したほか、前日に高かった本土保険大手の中国平安保険(
02318)や大手国有銀行の中国建設銀行(
00939)などが売られている。衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)の下げが目立つ。半面、スマホ部品の舜宇光学科技(
02382)が大幅に反発。石炭大手の中国神華能源(
01088)、本土不動産大手の中国海外発展(
00688)も堅調に推移している。