2018-01-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土大引け:3日続伸、終始プラス圏で推移 約2年1カ月ぶりの高値更新
18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。終値は前日比0.87%高の3474.75ポイントだった。深セン成分指数は0.14%高の11319.91ポイントと反発。上海、深セン両市場の売買代金は概算で4848億3000万元。
上海総合指数は小高く寄り付き、終始プラス圏で推移した。中国人民銀行(中央銀行)が前日に続いて公開市場操作(オペ)を通じて市場への資金供給を行ったことなどが相場を支える一方、高値警戒感も広がり、指数は後場中盤まで3470ポイントを前にもみ合いを続けた。ただ、終盤にかけて同水準を超えると、結局、終値ベースで15年12月31日以来、およそ2年1カ月ぶりの高値を更新してきょうの取引を終えた。
A株市場では、中国工商銀行(
601398)や中国農業銀行(
601288)などの銀行株、中国建築(
601668)や中国交通建設(
601800)などのインフラ建設株が買われて相場を支えた。鉄鋼株のアンガン・スチール(
000898)や宝山鋼鉄(
600019)、石炭株の陝西煤業(
601225)、建材株の北新集団建材(
000786)や安徽コンチセメント(
600585)なども大幅上昇。半面、保険株の新華人寿保険(
601336)が安い。医薬株の上海復星医薬(
600196)や江蘇恒瑞医薬(
600276)、不動産株の保利房地産(
600048)、石油株のペトロチャイナ(
601857)も売られた。
上海B株指数は0.42%高の346.34ポイントと3日続伸、深センB株指数は0.54%高の1210.89ポイントと反発した。