中国通信機器メーカーの中興通訊(
00763/
000063)と湖南省長沙市政府は15日、提携枠組みの合意書に調印した。中興通訊が同市に建設する端末製造拠点を基盤に、幅広い領域で協力を図る。同社の殷一民会長は、同市の産業が近年力強く発展し、事業環境が改善していると評価。一方、同市の陳文浩市長は、中興通訊の新製造拠点をスマート製造の新たなベンチマークにしたいと述べた。『湖南日報』が同日伝えた。
湖南省中東部の長沙、株洲、湘潭、衡陽の4市を含む「長株潭衡」は、国策である「中国製造2025」のモデル都市群に指定されている。長沙市は中興通訊の新工場をスマート製造の代表的プロジェクトに位置付ける意向だ。