2018-01-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、安寄り後に切り返す 酒造・自動車株買われる
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.30%高の3420.80ポイントだった。深セン成分指数は0.56%高の11370.42ポイントと3営業日ぶり反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2740億8400万元。
上海総合指数は、序盤に小安くなる場面が見られた。ほどなく切り返すと、売り買いをこなしながら次第に上げ幅を広げる展開となった。積極的な買い材料に乏しいなか、3420ポイントを超える水準では高値警戒から伸び悩んだ。18日に2017年10−12月期GDPや鉱工業生産など12月の主要経済指標の発表を控えた様子見気分も漂う。セクター別では、酒造、自動車、インフラ建設などを中心に幅広く買われた。一方、足元買われていた保険の一角に利益確定の売りが出たほか、銀行、石油などが売られている。足元の原油高を嫌気し航空もさえない。
上海B株指数は0.65%高の343.60ポイント。深センB株指数は0.94%高の1202.14ポイントだった。