2018-01-15 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:12日ぶり反落、前週末終値挟んでもみ合い
週明け15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は12営業日ぶりに小反落。前場終値は前営業日比0.05%安の3427.21ポイントだった。深セン成分指数は0.36%安の11420.92ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3328億2800万元。
上海総合指数は、横ばいで寄り付いた後、前週末終値を挟んで一進一退の値動きが続いた。金融当局はきょう公開市場操作を通じて2655億元の資金を市場に供給した。ただ、指数がほぼ1カ月半ぶりの高値圏にあるだけに利益確定売りが出やすく、相場は方向感を欠いた。週内にGDPや鉱工業生産、固定資産投資など2017年12月の中国の経済指標の発表を控えた様子見気分も漂っている。セクター別では、石炭が軒並み安。一部石炭企業が石炭価格を引き下げたと伝わったことが嫌気された。鉄鋼、IT・通信関連もさえない。一方、保険、銀行が買われ相場を下支えした。酒造、航空の一角も高い。
上海B株指数は0.52%安の343.64ポイント。深センB株指数は0.48%安の1196.48ポイントだった。