2018-01-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:10日ぶり反落、利益確定売り優勢 建材が安い
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は10営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.15%安の3416.65ポイントだった。深セン成分指数は0.20%安の11413.88ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2747億7000万元。
上海総合指数は安寄り後にプラス圏に浮上する場面もみられたが、その後はマイナス圏で推移した。前日まで9営業日続伸した後で、目先の利益を確定する売りが優勢。ただ、相場の先高観が根強いなか、指数は3405ポイント付近で下げ渋りをみせている。セクター別では、建材が安い。セメントの中間原料価格の大幅下落が伝わったことが嫌気されているもよう。石油、鉄鋼、石炭、不動産、証券などもさえない。半面、保険が逆行高を演じている。IT・ソフトウエア、医薬なども堅調に推移している。
上海B株指数は0.39%安の344.23ポイント、深センB株指数は0.19%安の1202.92ポイントだった。