2018-01-11 |
香港/業界動向/電子・IT |
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中国スマホ大手の小米、香港上場「議決権種類株」企業の第1陣か
中国スマートフォン大手の小米(シャオミ)がIPO(株式新規公開)に向け、昨年のクリスマス期間中に複数の香港の投資銀行と接触したもよう。近いうちに上場スポンサーや主幹事などを決めるという。現地メディアが匿名の投資銀行関係者からの情報として11日伝えた。
同投銀関係者は、小米が香港市場で「議決権種類株」制度を持つ第1陣の上場企業になる可能性が大きいとの見方を示している。
小米のIPOを巡って、2018年内の香港上場がすでに「既定方針」だとの報道も流れていた。また、同社を創業した雷軍会長兼最高経営責任者(CEO)は昨年11月に投銀と面会し、企業価値について評価額2000億米ドル(1兆5600億HKドル)の目標が賛同を得たとの情報もある。