2018-01-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:9日続伸、プラス圏でもみ合う 銀行・石油が高い
10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は9営業日続伸。前場終値は前日比0.35%高の3425.84ポイントだった。深セン成分指数は0.11%安の11434.70ポイントと9営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2924億6800万元。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、もみ合いながら上げ幅を広げた。世界的な株高や、資金ひっ迫の緩和などを受けて年初から相場が総じて堅調に推移する中、投資マインドが強気に傾ける一方、足元の連騰で高値警戒感もくすぶる。指数は3430ポイント付近で伸び悩んでいる。
セクター別では、主力の銀行株が総じて買われ、指数を押し上げた。前日のNY市場で原油先物相場が3年1カ月ぶり高値を付けた流れを引き継ぎ石油が大幅高。インフラ建設の一角も堅調。半面、原油高と人民元安を嫌気して航空が全面安。造船、保険、通信が軟調。
上海B株指数は0.35%安の345.98ポイント、深センB株指数は0.33%高の1206.16ポイント。