9日の香港市場でハンセン指数は高く寄り付いた直後、下げに転じた。前日は10営業日続伸して10年2カ月ぶりの高値圏で引けていた上、きょうの序盤に心理的節目の31000ポイントを上回ると、足元の利益を確定する売りが出て相場を押し下げた。
指数は日本時間午前10時51分現在、前日比0.09%安の30872.81ポイントで推移している。個別では、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)が高い。前日の相場をけん引した不動産株は高安まちまち。華潤置地(
01109)や長江実業集団(
01113)が上げる半面、信和置業(
00083)、九龍倉置業地産(
01997)が下げている。衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)が安い。