2018-01-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:7日続伸、石炭・証券株が全面高
週明け8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は7営業日続伸。前場終値は前営業日比0.35%高の3403.46ポイントだった。深セン成分指数も0.20%高の11365.27ポイントと7営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3300億6500万元。
上海総合指数は小動きで始まり、前場中盤から上げ幅を広げた。不動産会社の業績拡大見通しと、中国政府による石炭会社の合併再編の促進や国内航空運賃の規制緩和などの政策の恩恵を見込む買いが入り、相場を押し上げた。もっとも、前週末に6営業日続伸していただけに利益確定売りが出やすく、節目の3400ポイントを超える水準では上値が重い。序盤には小幅ながら指数が安く推移する場面があった。セクター別では、石炭と証券が全面高。不動産、鉄鋼、空運も買われている。半面、保険が軒並み売られるほか、通信、電子・ITが下げている。
上海B株指数は0.27%高の347.54ポイントと反発。深センB株指数は0.23%高の1194.66ポイントと7営業日続伸した。