2018-01-05 |
香港/企業動向/金融 |
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中銀航空租賃、米減税で17年12月期利益が増加の見通し
航空機リース大手の中銀航空租賃(
02588)は4日大引け後、米国が実施する減税に伴い、2017年12月本決算の税引き後利益が8800万−9300万米ドル増加する見通しを明らかにした。17年12月に米議会が可決した減税・雇用法案により、連邦法人税率が35%から21%に引き下げられるため、同社の2017年12月期の繰延税金負債の純額が減少して純利益を押し上げる。
同社は、この増益は売上高の増加が原因ではなく、キャッシュフローにも影響しないと指摘。今回の税務処理上の特別項目は2017年12月期の損益に反映されるが、その後の決算期には影響しないと強調した。
中銀航空租賃の4日終値は前日比0.49%高の41.40HKドル。