三生製薬(
01530)は4日前引け後、2型糖尿病治療薬「ビデュリオン」(一般名:エキセナチド・マイクロスフェア注射剤)を中国の国家食品薬品監督管理総局(CFDA)が承認したと発表した。エキセナチド・マイクロスフェアは中国本土では初の皮下注射が週に1回で済むGLP-1受容体作動薬で、1日2回の皮下注射が必要な製剤「バイエッタ」と比べ患者の負担が軽い。現在、欧米や日本、韓国、香港、台湾で発売されている。同社は2016年に英アストラゼネカ・ファーマシューティカルズと提携し、「バイエッタ」と「ビデュリオン」の中国での事業化権を取得した。
三生製薬の株価は日本時間午後3時38分現在、前日比2.11%高の46.46HKドルで推移している。