2017-12-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、3300ポイント付近で一進一退
27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.13%安の3301.79ポイントだった。深セン成分指数は0.17%安の11003.24ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2215億3400万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、前日に回復した心理的節目の3300ポイントを挟んだ一進一退の展開となった。前場後半にわずかながらプラス圏に浮上する場面もあったが、伸び悩んだ。年末を前に流動性のひっ迫懸念が根強く、節目付近でもみ合う膠着相場が続いている。セクター別では、保険が全面安となったほか、航空、港湾、インフラ建設が軟調。半面、石炭、非鉄金属、鉄鋼が逆行高。リビアでのパイプラインの爆発を受けて原油相場が上昇する中、石油が買われた。
上海B株指数は0.30%高の338.78ポイント、深センB株指数は0.11%安の1152.59ポイントだった。