2017-12-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続伸、方向感欠く 景気循環株に買い
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.11%高の3303.81ポイントだった。深セン成分指数は0.08%高の11127.62ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1936億3400万元。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の値動き。低調な商いの下で方向感を欠いた。中国政府が供給側構造改革を推進するなか、2018年は過剰な生産能力を削減した景気循環株の業績が回復するとの見方から、関連銘柄に買いが入って相場を下支えした。前日に終値ベースで節目の3300を回復していたこともあって利益確定売りが上値を重くしたものの、同水準を上回って午前の取引を終えた。セクター別では公共事業や石油、非鉄金属が買われた半面、ソフトウエア、小売り、保険が売られた。
上海B株指数は0.04%高の337.75ポイントと続伸。深センB株指数は0.13%安の1151.60ポイントと反落した。