2017-12-18 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:3日続落、イベント開幕を受け様子見ムード強まる
週明け18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比0.13%安の3262.01ポイントだった。深セン成分指数は0.25%安の10971.08ポイントと3営業日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1969億7800万元。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合い、方向感に欠ける展開となった。一時、3280ポイントに近づく場面も見られたが勢いは続かず、結局、マイナス圏に沈んで午前の取引を終えた。年末にかけて資金需要がひっ迫するとの根強い警戒感に加え、2018年の経済運営方針を決める中央経済工作会議がきょう開幕したと伝わり、内容を見極めたいとする様子見ムードも相場の重しとなった。セクター別では、小売り、航空、IT・電子などが売られ相場の下げを主導。一方、鉄鋼、保険、銀行、造船などの一角が買われた。
上海B株指数は0.07%高の336.90ポイント、深センB株指数は0.11%安の1144.96ポイントだった。