2017-12-15 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港寄り付き:続落スタート、29000ポイント割り込む
15日の香港市場でハンセン指数は続落してスタート。かろうじて29000ポイントに乗せて寄り付いたが、ほどなくして同水準を割り込み、下げ幅を広げる展開。米国の追加利上げを受けた資金流出懸念や中国本土の金融引き締めに対する警戒感が地合いを悪化させている。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.85%安の28919.20ポイントで推移。個別では、IT大手のテンセント(
00700)、国有銀行大手の中国建設銀行(
00939)、中国工商銀行(
01398)、欧州金融大手のHSBC(
00005)など主力株がそろって下落。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)の下げが目立つ。半面、中電控股(
00002)、電能実業(
00006)など香港公益株の一角が逆行高。