2017-12-13 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後に前日終値付近で一進一退、IT銘柄が安い
13日の香港市場でハンセン指数は高く寄り付いた後に上げ幅を縮小し、前日終値付近でもみ合う展開。前日にハンセン指数が50日移動平均(12日大引け時点で28811.42ポイント)を下回る水準で取引を終えており、安値拾いの買い戻しが入りやすい環境。一方で、米国ではきょうの米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、中国では14日の主要経済指標の発表といった経済イベントを控えており様子見ムードも漂っている。指数は日本時間午前10時55分現在、前日比0.07%安の28772.96ポイントで推移している。
個別では、前日に大きく下げたテンセント(
00700)や舜宇光学科技(
02382)、瑞声科技(
02018)といったIT銘柄が続落。自動車株の吉利汽車(
00175)や東風汽車集団(
00489)、保険株のAIAグループ(
01299)や中国人寿保険(
02628)なども売られている。半面、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)や台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)、中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)などが買われている。