2017-12-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、利益確定売り優勢 節目の3300ポイントは守る
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.57%安の3303.13ポイントだった。深セン成分指数は0.15%安の11126.74ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2150億5000万元。
上海総合指数は小安く始まると、段階的に下げ幅を拡大する展開となった。前日に大幅続伸し、節目の3300ポイント台を回復した後で、目先の利益を確定する売りが優勢となった。ただ、節目水準は守った。前日大引け後に発表された11月の金融統計は融資増加額、マネーサプライM2、社会融資総量などがそろって市場予想を上回ったものの、相場への影響は限られた。セクター別では、保険、銀行が軒並み売られ相場の下げを主導。航空、IT・通信関連などもさえない。一方、非鉄金属やインフラ建設の一角が買われている。
上海B株指数は0.31%安の337.05ポイント、深センB株指数は0.03%高の1148.84ポイントだった。