2017-12-11 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小幅続伸、米利上げペースが緩やかになるとの見方で買い先行
週明け11日の香港市場でハンセン指数は小幅に続伸して始まった。8日発表された米11月雇用統計で、非農業部門の雇用者数が市場予想以上に増える一方、平均時給の伸びは予想を下回った。米景気が順調に拡大するものの利上げは緩やかなペースにとどまるとの見方が広がり、買い安心感につながった。ただ、50日移動平均(8日終値時点で28755.75ポイント)を超える水準では上値の重さが目立つ。
指数は日本時間午前10時43分現在、前営業日比0.43%高の28761.74ポイントで推移。個別では、カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)、石油株のCNOOC(
00883)、シノペック(
00386)、ペトロチャイナ(
00857)が買われる半面、食品株の中国旺旺(
00151)、不動産株の碧桂園(
02007)が売られている。