UBSは最新リポートで、中国の石油メジャーであるペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)、CNOOC(
00883)3社の2018年予想EPSが市場コンセンサス予想値を28−48%上回る水準になる見通しを示した。『AAストックス』が4日伝えた。
UBSは2018−19年のブレント原油の予想価格をそれぞれ1バレル60米ドル、65米ドルに引き上げた。2020年については従来予想の70HKドルに据え置いた。UBSはブラント原油が2018年1−3月期に57米ドルまで下がる見通しとし、その上で株価下落のタイミングでの押し目買いを推奨した。
UBSはペトロチャイナ、シノペック、CNOOCの2018年EPS予想値を14−56%の幅で上方修正。3社の投資判断をそれぞれ「買い」に設定。目標株価はそれぞれ6.9HKドル、12.7HKドル、7.9HKドルとした。
関連銘柄の株価は日本時間午後3時49分現在、次の通り。
■ペトロチャイナ(
00857):5.32HKドル(前営業日比1.53%高)
■シノペック(
00386):5359HKドル(同1.45%高)
■CNOOC(
00883):10.86HKドル(同1.50%高)