1日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日まで4日続落した後とあって、買い戻しが先行している。NY市場でダウ平均が初めて節目の2万4000米ドルに乗せたことやナスダック指数の反発も投資家のリスク許容度の改善につながった。指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.32%高の29269.60ポイントで推移している。
個別では、前日に大きく下げたIT大手のテンセント(
00700)や、本土保険株の中国平安保険(
02318)、中国人寿保険(
02628)、マカオカジノの銀河娯楽(
00027)が反発。ガス関連の昆侖能源(
00135)、港湾運営の招商局港口(
00144)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が高い。半面、豚肉大手の万洲国際(
00288)が売られているほか、新鴻基地産(
00016)、中国海外発展(
00688)など不動産株が総じてさえない。