野村インターナショナルは最新リポートで、中国の都市ガス大手、中国ガス(
00384)の目標株価をこれまでの27.5HKドルから31.0HKドルへ13%引き上げた。投資判断は「買い」を継続した。『経済通』が28日伝えた。
野村は中国ガスの2017年9月中間決算で純利益が前年同期比2倍の34億元になった点に言及し、主因として、ガス販売量の堅調な伸びと政府による燃料の天然ガスへの転換推進策を挙げた。また、中間業績の好調を受け、同社経営陣が先行きに自信を深め、当初30%としていた新財政年度(2017 年4月−18年3月)のガス販売量の伸び率を35%に引き上げた。また新規ガス管敷設件数は予想の350万件から380万件にかさ上げ。野村はこれらを踏まえ、2018−20年の予想純利益をそれぞれ5%、3%、6%上方修正した。
中国ガスの株価は日本時間午後2時41分現在、前日比4.77%安の21.95HKドルで推移している。