2017-11-24 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小動き、反発狙いの買いと資金ひっ迫警戒の売りが交錯
24日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。前日は2.29%下げただけに自律的反発狙いの買いが入る半面、年末に向けた資金ひっ迫を警戒する売りが重荷。長期金利の指標である中国10年物国債利回りは22日に4%台に上昇し、2014年10月以来3年1カ月ぶりの高水準にある。中国人民銀行(中央銀行)は公開市場操作を通じて多めに資金を供給しているが、短期金利も上昇傾向が続いている。
指数は午前10時49分現在、前日比0.03%高の3352.96ポイントで推移。セクター別では、石炭や保険、鉄鋼、などが売られる一方、通信、公共事業、空運が買われている。