2017-11-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、利益確定売り優勢 保険が安い
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.86%安の3400.87ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3011億1800万元。
上海総合指数は安く始まると、終始マイナス圏で推移した。前日まで3日続伸していたこともあって目先の利益を確定する売りが優勢となった。香港市場との相互取引制度を通じた資金流入が相場を下支えするなか、前場中盤に前日終値付近まで戻す場面もみられたが、前引けにかけて下げ幅を拡大。結局、節目の3400ポイントをやや上回る水準で前場の取引を終えた。
セクター別では、保険が軒並み安となっているほか、航空、酒造、医療、食品・飲料などが下落。自動車の一角も安い。半面、非鉄金属、鉄鋼、石炭が買われている。
上海B株指数は0.28%安の343.25ポイント、深センB株指数は0.65%安の1183.92ポイントだった。