2017-11-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、プラス圏でもみ合う 銀行が高い
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.50%高の3427.66ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3270億9200万元。
上海総合指数は高く寄り付いた後、プラス圏でもみ合った。世界的な株高基調を受けて良好な地合いが続いている。ただ、前日まで指数が続伸し、3400ポイントを回復した後とあって、利益確定売りが出やすい状況にあり、3440ポイント付近では伸び悩んだ。年末が近づく中、資金のひっ迫を警戒する声も上がっている。22日の上海銀行間取引金利(SHIBOR)は上昇が続き、うち3カ月物が6月23日以来の水準を付けた。
セクター別では、銀行が続伸し、上昇をけん引。航空、インフラ建設、セメントも堅調。半面、前日に高かった保険が反落したほか、酒造が続落した。
上海B株指数は0.45%高の344.6ポイント、深センB株指数は0.24%高の1196.43ポイント。