2017-11-20 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日続落、金融株が総じて売られる
週明け20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続落。前場終値は前営業日比0.81%安の3355.58ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2959億1800万元。
上海総合指数は安く始まると、積極的な買い材料に乏しいなか、終始マイナス圏でもみ合う展開となった。中国の10月の主要経済指標が軒並み市場予想下回ったことを受け景気減速懸念がくすぶっている。ただ、3340ポイント付近では下げ渋り、底堅く推移した。セクター別では景気に敏感な保険、証券、銀行など金融関連が総じて売られ、下げを主導。不動産や鉄鋼もさえない。一方、非鉄金属や通信、電子部品などの一角が買われ、相場を下支えした。
上海B株指数は0.74%安の339.56ポイント、深センB株指数は0.48%安の1182.22ポイントだった。