2017-11-20 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後に一進一退、テンセントが続伸
週明け20日の香港市場でハンセン指数は高く寄り付いたが、その後は前日終値を挟んだ一進一退の展開。相互取引制度を通じた本土マネーの流入加速を受けた先高観が投資家心理を支える一方、本土市場で上海総合指数が大幅続落で始まったことが重し。指数は日本時間午前10時52分現在、前日比0.01%高の29202.20ポイントで推移している。
個別では、IT大手のテンセント(
00700)が続伸し、指数を押し上げたほか、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が高い。傘下不動産投資会社の九龍倉置業地産(
01997)が23日に分離上場する予定のワーフ(
00004)、台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)が反発。半面、港湾運営の招商局港口(
00144)が続落。ペトロチャイナ系ガス会社の昆侖能源(
00135)、電力大手の華潤電力控股(
00836)がさえない。