週明け13日の香港市場で前週末の米株安の流れを引き継ぎ安く寄り付いたが、すぐに切り返した。上海総合指数が6日続伸でスタートするなど、堅調な本土株式市場を好感。指数は日本時間午前10時47分現在、前日比0.33%高の29218.09ポイントで推移している。
個別では、アジア生保のAIAグループ(
01299)、携帯部品メーカーの瑞声科技(
02018)が大幅高となり、指数を押し上げた。ハンセン・インデックシズが四半期ごとに行っているハンセン指数の構成銘柄見直しで、12月4日から構成銘柄に採用される碧桂園(
02007)と舜宇光学科技(
02382)が買われている。半面、指数構成銘柄から除外される昆侖能源(
00135)とキャセイ・パシフィック(
00293)が大幅安。きょう上場したゲーム用機器のトップブランド、レイザー(
01337)の初値は公開価格を32.0%上回る5.12HKドルだった。