2017-11-13 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】米株安の流れ引き継ぎ売り優勢で始まるか
週明け13日の香港市場は米株安の流れ引き継ぎ売り優勢で始まるか。10日の米株市場はダウ平均が続落。米議会で税制改革の審議が難航するとの警戒感から売りが続いた。ダウ平均は週間で9月初旬以来9週ぶりに下落した。香港市場はハンセン指数が約10年ぶり高値に近い水準で推移しているだけに利益確定売りが出やすい環境に加え、今週は中国の金融統計や消費、投資など主要経済指標の発表というイベントを控えており、様子見ムードも重しとなりそうだ。
一方、10日の米国預託証券(ADR)は高安まちまち。欧州金融大手のHSBC(
00005)、中国IT大手のテンセント(
00700)、中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)などが香港終値を上回った半面、恒基兆業地産(
00012)、新鴻基地産(
00016)など香港系不動産銘柄、本土銀行大手の中国工商銀行(
01398)、中国銀行(
03988)などが下回って終えた。