2017-10-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、反落スタートも後半に切り返す
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。前場終値は前日比0.12%高の3392.29ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2138億8000万元。
上海総合指数は共産党大会が前日に閉幕し、重要政治イベント通過後の一服感から売り優勢で始まった。その後、次第に下げ幅を縮めると、半ばにプラス圏に浮上。高値圏では伸び悩んだものの3390ポイント上回る水準で午前の取引を終えた。セクター別では証券や銀行の一角が買われ、相場の上昇をけん引。不動産、自動車も総じて高い。一方、足元買われていた保険に利益確定売りが出て相場の足を引っ張った。鉄鋼や酒造、海運などもさえない。
上海B株指数は0.73%高の353.87ポイント、深センB株指数は0.61%高の1216.19ポイントだった。