2017-10-25 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港寄り付き:反発スタート、米株高を受けて買い戻し先行
25日の香港市場でハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継ぎ反発スタート。24日の米NY市場は主要3指数がそろって反発。ダウ平均は好決算を発表した銘柄が買われるなど史上最高値を更新した。香港市場では、前日に下値抵抗と意識される20日移動平均(24日大引け時点で28199.69ポイント)を割り込んで取引を終えており、安値拾いの買いが入りやすい状況。指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.41%高の28269.85ポイントで推移している。
個別では、前日に大きく下落した自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)、豚肉生産大手の万洲国際(
00288)が高い。本土銀行株の中国建設銀行(
00939)や本土保険株の中国平安保険(
02318)、不動産株の中国海外発展(
00688)、石油株のCNOOC(
00883)などが堅調に推移している。半面、アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)が続落。衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)や香港電力事業投資会社の電能実業(
00006)もさえない。