2017-10-24 |
香港/企業動向/陸運 |
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BYD、エジプトでアフリカ大陸初のモノレール建設を受注
中国の大手自動車・電池メーカー、BYD(
01211/
002594)がエジプトで、アフリカ大陸初の跨座式モノレールの建設を受注したことが分かった。複数の中国メディアが23日伝えた。
報道によると、モノレールの路線はエジプト第2の都市、アレクサンドリアに建設される。路線の距離は128キロメートルで、開通時期などの詳細は明らかになっていない。今回の案件はBYDのモノレール事業にとって、フィリピンに続く2件目の海外案件となる。
BYDは2016年に都市交通における渋滞問題を解決するとしてモノレール事業を開始。中国メディアの報道によると、モノレールは地下鉄に比べて、建設費用を5分の1、建設期間を3分の1に削減できるなどのメリットがある。BYDは今年9月、寧夏回族自治区銀川市で初めての商業路線を開通。そのほか、広東省スワトー市や深セン市、安徽省蚌埠市、広西チワン族自治区桂林市など10都市以上とモノレール建設の契約を締結している。