2017-10-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続伸、方向感に乏しい展開 金融株が高安まちまち
週明け23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前営業日比0.02%高の3379.44ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2284億1900万元。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合う方向感に乏しい展開となった。3380ポイントを超えて高くなる場面では上値の重さが意識された。一方、A株上場企業の1−9月期決算の好調などが相場を支え、下値を切り下げる動きは限られた。結局、かろうじてプラスを守って午前の取引を終えている。セクター別では金融関連が高安まちまち。保険が買われた半面、銀行と証券が総じて売られた。このほか、自動車の一角が安い。政府が新エネルギー車の生産能力に過剰問題がないか調査を開始したようだとの観測が浮上した。
上海B株指数は0.25%安の352.01ポイント、深センB株指数は0.02%安の1205.93ポイントだった。