2017-10-20 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:続落スタート、景気の先行きを警戒
20日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。前日発表の7−9月期の実質国内総生産(GDP)成長率は6.8%と前四半期比で鈍化。中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が15日、2017年下期のGDP成長率が7.0%に達する可能性を示していただけに、景気の先行きを警戒する売りが先行している。指数は午前10時49分現在、前日比0.19%安の3363.80ポイントで推移。セクター別では酒造や保険、銀行が売られる一方、港湾・海運、鉄鋼、不動産が買われている。