20日の香港市場でハンセン指数は反発してスタート。NY市場でダウ平均が4日連続で過去最高を更新したことを受けて投資家心理が改善し、前日に急落した反動で安値拾いの買いが先行。ハンセン指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.76%高の28374.26ポイントで推移している。
個別では、前日に下げがきつかった自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、本土国有銀行の中国工商銀行(
01398)、中国建設銀行(
00939)、香港デベロッパーの新世界発展(
00017)が買い戻されている。本土保険大手の中国平安保険(
02318)、2017年1−9月期決算の大幅増益見通しを発表した通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)が高い。半面、2017年第3四半期(2017年5−8月)の新契約価値(VONB)を発表したAIAグループ(
01299)が逆行安を演じている。