UOBケイヒャンは最新リポートで、中国のスポーツ用品大手、李寧(
02331)の投資判断を「ホールド」から「買い」に上方修正し、目標株価を6.3HKドルから8.0HKドルに引き上げた。7月と中秋節の連休後半で既存店売上高が縮小し、今年の7−9月期の業績が低迷していると指摘。ただ、経営陣が製品の差別化戦略などを背景に10−12月期に明るい見通しを示していることを前向きにとらえ、競合よりも力強い回復を見せるとして、下落リスクは限定的との見方を示した。『経済通』が19日伝えた。
UOBは、李寧と安踏体育用品(
02020)をセクターのトップピックに選定。安踏体育用品をより選好するとしながらも、李寧の株価上昇の可能性は安踏体育用品を凌ぐとみている。
李寧の株価は日本時間午後4時39分現在、前日比1.45%安の6.79HKドルで推移している。