2017-10-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、マイナス圏で推移 造船・証券株が安い
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.36%安の3369.75ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2515億4800万元。
上海総合指数はマイナス圏でのさえない値動きに終始した。安く寄り付いた後、日本時間午前11時に発表された7−9月期GDPが予想通りとなる一方で、1−9月の固定資産投資が1999年以来の低い伸び率となったことが伝わると下げ幅を拡大。ただ、下落率が0.5%を超える水準では買い戻しが入った。セクター別では、造船や証券が安い。石炭、石油、保険も軟調に推移。通信の一角も大きく売られている。半面、酒造や医療・医薬が逆行高を演じている。
上海B株指数は0.22%安の348.26ポイント、深センB株指数は0.50%安の1197.82ポイントだった。