2017-10-19 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、習総書記の活動報告や米株高を好感する買いが支え
19日の香港市場は小動きで始まった。中国本土相場が下げた上、中国の2017年7−9月期国内総生産(GDP)や9月の主要経済指標の発表を控えて手控えムードも強い。ハンセン指数は小高く寄り付いたものの、前日終値付近まで下げて推移している。18日開幕した中国共産党の第19回党大会で習近平総書記(国家主席)が行った活動報告を受け、恩恵を受けそうなセクターが物色されている。同日の米株高も投資家心理を支えた。
ハンセン指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.02%高の28717.80ポイントで推移。個別では、空運のキャセイ・パシフィック(
00293)や食品メーカーの中国旺旺(
00151)が高い。生保大手の中国平安保険(
02318)と中国人寿保険(
02628)は続伸。習近平総書記が国民皆保険制度の全面実施を表明したことで買いを集めた。半面、豚肉大手の万洲国際(
00288)、香港系デベロッパーの恒基兆業地産(
00012)が売られている。