2017-10-18 |
香港/投資判断/証券 |
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本土証券セクターを有望視、中信証券と中国銀河証券を選好=大和
大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、香港にH株を上場する本土証券セクターに対するポジティブな見方を継続した。本土証券セクターの株価は8月にハンセン指数をアウトパフォームしたものの、PERが1.1倍にとどまっているとして、株価バリュエーションは魅力的な水準にあるとした。個別では、中信証券(
06030)と中国銀河証券(
06881)を選好した。『経済通』が18日伝えた。
大和によると、本土主要証券会社8社の2017年7−9月期純利益が前四半期比5%増、前年同期比6%減だった。資本市場の現状と当局の比較的緩やかな監督・管理スタンスから、セクターの株価見直しが期待できるとした。A株市場の1日当たり売買代金が3カ月連続で上昇しており、うち7−9月期は1−6月期の4800億元を上回る5420億元で、信用取引も前四半期比で10%増えたと指摘した。