2017-10-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発、プラス圏でもみ合う
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.27%高の3381.27ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2165億6100万元。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、プラス圏でもみ合った。きょうの日本時間午前10時から中国共産党大会が開幕。大会期間中は「国家隊」と呼ばれる政府系資金が株式市場の安定確保に務めるとの思惑が買いを支えた。ただ、様子見ムードも濃厚で、高値追いの動きは限られた。セクター別では、環境関連、港湾、家電、医療・医薬品が高い。大手保険、銀行など金融主力株の一角も総じて堅調。半面、航空関連、鉄鋼、物流・輸送、製紙がさえない。
上海B株指数は0.13%安の350.87ポイント、深センB株指数は0.19%安の1202.98ポイントだった。